12月2日、3日は秩父夜祭です。

西武池袋線「西武秩父駅」では、毎年12月の2日と3日に「秩父夜祭」が開催されています。「秩父夜祭」は300年余りの歴史あるお祭りで、京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられています。さらに、今年の10月31日「山・鉾（ほこ）・屋台行事」は、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産への登録がほぼ確実となりました。

  勇壮な屋台囃子を打ち鳴らし、町中を曳き回されるのが笠鉾2基と屋台4基の山車（国重要有形民俗文化財）です。屋台両袖に舞台を特設しての地芝居（秩父歌舞伎）や地元の花柳一門と杵屋一門によるひき踊りは、秩父神社神楽とともに「秩父祭の屋台行事と神楽」として国指定重要無形民俗文化財となっています。

　また、お祭り当日は、山車の曳きまわしと一緒に冬の夜空を彩るスターマインなどの花火も沢山打ち上げられます。

   無形文化遺産に登録される予定の曳き回しと冬の花火、どちらも一見の価値ありです。東京の思い出に是非暖かい格好で秩父を訪れてみてはいかがでしょうか。

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